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今回はスプレッドについて解説していきます。
こちらの動画に今回の記事を全てまとめています。では、改めてレバレッジについて解説していきます。
スプレッドとは

よくスプレッドが広がるというような使い方をします。
スプレッドとは簡単に言うと、取引手数料のようなものです。FXの業者が提供している買いのレート値と売りのレート値との差、これがスプレッドになります。
FX業者により違いもありますが、このスプレッドに上乗せした手数料をトレード時に払う必要があるんです。このスプレッドがFX業者の利益になるわけですね。利益になる以上は、FX業者により違いがあります。
スプレッドは低い方が良い

業者によっては、0.2銭や0.3銭などかなり低く設定しているところもあります。スプレッドを低くできる理由なんですが、一つはもちろん企業努力です。
もう一つはというと、事前に買値と売値を提示している銀行に証拠金を預けているためです。FXをやる上で覚えておいて欲しいことは、スプレッドは手数料であり、スプレッドが低いほうがその分利益にもつながるということです。
では、スプレッドでどれだけトレードに差が出てくるのか見ていきましょう。スプレッドが5銭で取引数量が1万通過だった場合、かかる手数料は500円になります。一方、スプレッドが0.5銭で取引数量が1万通過だった場合、かかる手数料は50円になります。
1回のトレードでの手数料の差は10倍です。これを1ヶ月に何回もトレードすると考えると、手数料だけで何百倍も違ってきます。当然差し引いたものが利益になるので、利益もかなりの差が出てくることになります。
実際には、スプレッドが5銭の業者はほぼないです、わかりやすくするため例として提示しました。
どこでもいいからと適当に業者を選ぶのではなく、スプレッドは低いところを選ぶというのは、利益を考える上でも重要なことなんです。
スプレッドには変動性と原則固定がある

また、スプレッドには原則固定と変動性とあります。原則固定は、その通りスプレッドは固定です。ただ相場に急激な乱高下が発生した場合は、スプレッドも大きく広がることになります。
変動性は、常にスプレッドが変動していきます。
そのため、業者を選ぶ際は、原則固定を選ぶようにしましょう。
一気に注文が入った場合や大きく値が動いたりした場合などは、著しくスプレッドが広がることもあります。
例えば、世界的な経済ニュースであったり、経済指標が発表される瞬間などは、一度に大量の注文が入ることによってスプレッドが大きく広がることもありますので、トレードする際には注意が必要になってきます。
スプレッドで業者を見るポイント

ポイントとしては、①原則固定を選ぶ。②スプレッドが低い。③約定率が高い。この3点で見ると良いと思います。
③の約定率が高いというのは、よくすべるという言い方をするのですが、自分が指定した値段で買えず、違う値段で約定することがあります。(急激な相場変動時は今回除く)
そのようなすべりを防ぐためには、約定率が高い業者を選ぶのがポイントです。